促進酸化水処理システム②砂ろ過逆洗④処理水環境省では、普及が進んでいない先進的な環境技術について、第三者機関が客観的に実証する環境技術実証事業(ETV事業)を行っています。この事業では、その環境技術の持つ環境保全効果や副次的な 環境影響等、環境の観点から重要な性能を実際の設備に設置し、データ計測・状態確認等をしています。この事業で実証を行った技術を他の事業場などのユーザーが 導入することで、環境保全や資源循環につなげることを目的にしています。詳しくは環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/policy/etv/)をご覧ください。湖沼などでは、栄養塩類の流入や落ち葉などの堆積により、窒素やリン等が蓄積することで水質汚濁が発生することがあります。このように湖沼などに適用する環境技術を実地、もしくはできるだけ再現可能な試験方法で浄化効果を確認します。結果は環境省のホームページで公開されます。事業主体:環境省(環境技術実証事業 湖沼等水質浄化技術分野)試験実施機関:一般社団法人埼玉県環境検査研究協会技術開発者(実証試験申請者):株式会社竹村製作所身近な広場や公園、プールなど、小さな子供たちが池に入って遊んだり、水浴びをする施設は、各地で人気が高まっています。こうした親水施設は水が清澄である条件が必要です。TAKEMURAの循環ろ過装置などを加えた浄化システムは、子供が安心して遊ぶことができる水辺環境をつくります。<システムの流れ> ① 池水をシステムに導水します。 ② 砂ろ過で汚濁物質を除去します。 ③ 促進酸化で有機物を分解します。 ④ ②と③で処理し池に戻します。逆洗の分離液も同様です。このシステムは、池などの小規模の水域を対象とした技術で、砂ろ過と促進酸化処理(オゾン+紫外線+光触媒)を組み合わせた技術です。池水の濁りは砂ろ過により処理され、砂ろ過後の一部を「促進酸化処理器」により有機物を分解します。促進酸化処理により溶解性の有機物を分解することで、池内でのプランクトン等の増殖を低減し、プランクトンも含めた汚濁物質をろ過することにより、水域の水質を維持することができます。技術の基本構成①池水導水③促進酸化日本水景協会正会員促進酸化ろ過装置汚泥促進酸化部169(噴水、滝、池、せせらぎ)当社の促進酸化水処理システムは、 環境省の環境技術実証事業「湖沼等水質浄化技術分野」において効果が認められ、 実証番号を取得しています。環境省 環境技術実証事業とは実証事業の内容事業主体技術の紹介 : 促進酸化水処理システム水と親しむ。水景施設水景施設(噴水、滝、池、せせらぎ)
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