会社情報COMPANY INFORMATION
企業理念
「使う身になって」
当社の企業理念『使う身になって』は、創業者である竹村敏男の言葉です。
戦後、復員して地元の長野に戻った敏男氏が技術者としてのスキルを活かして機械製作・修理を請け負う町の便利屋を創業したのが、竹村製作所のはじまりです。
当時、水道の普及が進む一方で冬になると水道管の凍結被害が増加。その原因が、止水用バルブと水抜き用バルブという、2 つのバルブの存在にありました。どちらを開閉するのかわかりにくいといった使う人からの相談がアイデアの素となり、1 つのバルブに2 つの機能を備えた不凍栓が誕生したのです。
この発明から一貫して心がけていることは、製品の構造をシンプルにしてわかりやすく、壊れないものづくりです。同時にものづくりに関わる人こそが会社の大切な基盤であるという意識のもと、家族的な社風を大切にしてきました。年齢や職位を問わず交流しやすい環境が、より良い製品を生み出す豊かな土壌となっているのです。
社内では『次工程はお客さま』という気構えで、設計をする時は組み立てる人の身になって、組み立てる時には販売する人の身になって、そして販売する時は使う人の身になってとすべてに通じて行っています。
私たちはこれからも不凍栓や水栓柱といった製品を通して水道を守り、水のある豊かな暮らしを提供し続けます。
代表取締役会長竹村國彦
沿革
1947年4月 | 長野市横町に前身の竹村製作所を開設 |
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1949年10月 | 竹村式不凍バルブを発明。不凍装置専門工場として販売開始 |
1954年4月 | 株式会社 竹村製作所を創立 |
1956年7月 | 現在地に本社及び機械加工工場を移転。銅合金の一貫製造を開始 |
1958年5月 | 日本水道協会検査工場に認定される |
1965年2月 | 株式会社 牧浄水研究所を吸収合併し、浄水部門を新設 |
1965年11月 | 不凍給水栓の考案により科学技術庁長官奨励賞を授与される |
1971年2月 | 本社事務所、第4工場を新築。長野市に営業所を開設(現 長野支店) |
1978年3月 | 日本水道協会より水抜栓MT型5種が不凍栓で国内初の型式認証登録される |
1990年7月 | 新本社ビル新築完成 |
1990年10月 | 取水栓の考案により科学技術庁長官奨励賞を授与される |
1994年8月 | メータ着脱装置の発明により発明協会会長賞を授与される |
1994年12月 | 長野県上水内郡飯綱町三水地区にアクアゾーン三水工場(第一期工事・浄水工場)を新築 |
1995年4月 | メータ着脱装置の発明により科学技術庁の第54回「注目発明」に選定される |
1997年4月 | 発明の日4月18日、全国で初の工業所有権制度活用優良企業として「特許庁長官表彰」を授与される |
1999年1月 | 本社、工場、支店、営業所を含め、全社対象に品質システムの国際規格ISO9001を認証取得 |
1999年10月 | セラミック不凍水栓柱「D-AC」「D-MC」が「1999年度グッドデザイン賞」を受賞 |
2000年12月 | 日本水道協会認証センターから自社検査工場(C-12、C-13)として認証される |
2003年9月 | 本社、工場、長野支店、アクアゾーン三水工場を対象に環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を認証取得 |
2011年3月 | 3.11 東日本大震災発生。宮城・岩手・福島3県で多くの取引先及び当社社屋被災 |
2011年9月 | ワンプッシュで水抜き、業界初のユニバーサルデザイン不凍栓「D-MU」を開発、販売開始 |
2013年5月 | 震災被害が大きかった仙台市若林区から現在地に仙台支店を新築移転 |
2014年3月 | デザイン水栓柱「アイスルージュ」開発、販売開始 |
2014年11月 | 愛知県にて開催された「技能五輪全国大会」に、弊社社員が長野県代表として旋盤部門に出場 |
2016年10月 | 福島県内の需要拡大を受け福島営業所を移転・新築 |
2020年4月 | 長野県SDGs推進企業に登録 |
2020年10月 | 自動不凍水栓柱「FICHE」がNAGANOものづくりエクセレンス2020に認定される |
2021年11月 | ワンプッシュ不凍水栓柱「D-MU」が令和3年度関東地方発明表彰において「長野県発明協会会長賞」を授与される |
2022年3月 | 自動不凍水栓柱「FICHE」が第47回発明大賞において「日本発明振興協会会長賞」を授与される |
2022年11月 | ディスポーザー用バキュームブレーカーが、令和4年関東地方発明表彰で「発明奨励賞」を授与される |
2023年4月 | 自動不凍水栓柱「FICHE」が中小企業優秀新技術・新製品賞『優良賞』を授与される |